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食道癌とは?

[2021.10.09]

食道癌は予後不良な癌で比較的早期からリンパ節転移をきたすため、早期発見と早期治療が重要となります。60歳代の男性に多いとされ、喫煙や多量飲酒がリスクファクターとなります。最近では飲酒した場合にすぐに顔が赤くなる人の方はそうでない方に比べて癌になりやすいことが分かってきました。症状としては食事摂取時のつかえ感やしみる感じが多いですが初期の段階では無症状の方が多いです。治療としては早期であれば内視鏡で切除することが可能です。進行した場合は手術、放射線療法・抗がん剤による治療が行われます。食道癌は他の癌と比較し放射線療法が効きやすい特徴があります。しかし、やはり早期発見し、内視鏡で切除することが体への負担が少なく望ましいと考えられます。最近ではNBIなどの特殊な光を用いた内視鏡診断が早期発見に役立つとされています。当院でも内視鏡の際にNBIを用いて観察しておりますのでご心配な方は一度ご相談ください。

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