潰瘍性大腸炎について
[2021.07.15]
潰瘍性大腸炎とは原因不明の自己免疫疾患(自分の免疫が外敵に対してでなく間違えて自分の体を攻撃してしまう病気)とされています。10歳~30歳台と比較的若い方に発症する病気とされています。名前の通り大腸に潰瘍のような炎症ができる病気で、大腸全体に起こるもの、大腸の一部に出来るものなど様々です。症状は血便や腹痛で発症することが多く、ストレスで悪化します。治療としては、5-アミノサリチル酸(5-ASA)製剤などの飲み薬による治療、坐薬など局所療法による治療が行われます。場合によりステロイド療法、免疫抑制剤、生物学的製剤の点滴による治療が行われることもあります。当院でも内服薬や坐薬など局所療法などによる治療を行っております。なお、定期的な大腸内視鏡検査は連携施設で行なって頂いております。