感染性腸炎について
[2022.01.13]
感染性腸炎は食べ物などを口から食べることにより、下痢、腹痛、嘔吐、発熱などの症状がおこるものをいいます。原因は、細菌性とウイルス性に分けられます。細菌性はサルモネラ、腸炎ビブリオ、カンピロバクター、O-157などが原因菌となり、ウイルス性はノロウイルスなどが原因となります。季節性があり夏や冬などに流行るものなど様々です。治療は原則は対症療法となります。脱水にならないように水分摂取を促したり、細菌やウイルスを体外に排出させるために水分摂取を励行します。下痢止めは症状の改善を遅らせる場合もあり注意が必要です。細菌性であれば抗生物質を投与することもあります。なお、慢性的な下痢の場合は他の病気の可能性もあります。ご心配の方はご相談下さい。