高コレステロール血症などの脂質異常症に要注意
[2024.05.24]
脂質異常症になるとコレステロールが血管内にたまり血管の中が狭くなります。しかし、自覚症状はないため自分で気が付くことはありません。そのため、脂質異常症はサイレントキラー(沈黙の殺人者)とも呼ばれています。脂質異常症かどうかは血液検査で簡単に分かります。
以下が脂質異常症の目安となります。
・LDL(悪玉)コレステロール 140㎎/dl以上(境界域:120~139㎎/dl)
・HDL(善玉)コレステロール 40㎎/dl以下
・中性脂肪 空腹時150㎎/dl以上(食後175mg/dl以上)
・Non-HDLコレステロール 170㎎/dl以上(境界域:150~169㎎/dl)
気が付かないうちに心筋梗塞や脳梗塞になることもあり要注意です。女性では閉経後からコレステロールの蓄積を防ぐ女性ホルモンが激減するため脂質異常症が急増します。早いうちに生活習慣を改善することや内服薬を開始することが重要です。
気になる方は一度ご相談ください。